2005年10月 2日 (日)

腰越状に義経の花押はいらんのかい?の日

 右京が亡くなって一ヶ月。春王丸は1週間で哀しみを振り切ったが、私たちは時々フラッシュバックに襲われる。が、7日ごとに仏事法要を行う仏教のシステムは遺族のケアとしてなかなかよくできているな、と思うほど、日が経つに連れて前向きになっていくのがわかる。仏教徒となった右京にあわせて、七七日の法要(なんてしないけど)で一区切りかな。

 さまざまに問題を含んでいる国勢調査も行われている。前回は水戸で一人暮らし、と届けたけど、今回は「この家には世帯主が3人いる」ということが理解されるかどうかがポイント。世帯ってなんだ?というところから問わねばならないが、調査員さんに議論をふっかけても無理だろうし。
 で、「あなたはこの1週間何時間働きましたか?」という項目には頭を悩ませる。地方公務員としての勤務時間は決まっているが、私にとって「仕事」は勤務時間以外にする研究も含まれる。もっと正確に言うと、勤務時間には研究者としての「仕事」はできない。研究室や大学にある本だけでは研究は出来ない。自分で収集した本に囲まれ、自宅の書庫を活用してこそ、研究が成り立つのである(もちろん、図書館などの助けは必要だが)。大学によっては「研究室で研究をせよ」と教員を拘束するところもあるようだが、それなら研究に必要な本を全部研究室に備え付けてくれ、といいたいものだ。私なら25帖の書庫、しかも移動式書架が必要となるぞ。しかも、思考が中断されるとすべてがぱ~になるから、電話線を切り、来客を断って、耳栓をして机に向かわねばならない。そこまでして研究室に拘束する意味があるのか?なので、大学にタイムカード導入などしてはいけないのである。

 さて、この国勢調査、知り合いの盲導犬使用者はもっと切実な問題にぶちあたっている。点字の記入用紙がもらえないのだ。「そんなめんどくさいコトしなくても、私がここで記入してあげるから、口で言って」と言われてしまうのだそうだ。もっとも、これは地域によっては事前に点字の用紙が必要かどうかを調べて対応してくれるところもあるらしい。「調査員がちゃんと記入したかどうかを誰が確かめるのよ?」と彼女は息巻いていたけど、本当に意味のある調査をするなら(私は、この調査には意味がないと思っている)もっと工夫をして欲しいものだ。だけど、五年に一度だから、こうした問題点は先送りされ、忘れられていくのだろうな。

 地元の市議会選挙も始まった。候補者を乗せた車は、候補者の名前を連呼するばかり。騒音の域に達する大音響に、私の思考も邪魔される。ので、原稿が進まない、という言い訳は福井県在住の某氏に通じるだろうか。

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2005年9月29日 (木)

やっほ~、の日

 阪神が優勝しました。やっぱりうれしいね。
 優勝の瞬間はテレビでちゃんと見ていたい、と思ったから、ネットで阪神が勝っていることを確認してから仕事を中断し、テレビを付けた。じっと一人で見ているのもつまらないので、春王丸のために「手作りささみジャーキー」を作りながら、そして、「阪神が点を入れたら1枚あげるし」と春王丸に言い聞かせ、むりやり阪神応援団に加えてやった。
 結局、春王丸は5枚のジャーキーを食べ、優勝決定のあと、作りたてのおいしいジャーキーを2枚ゲットした。優勝が決まった瞬間、私が喜んだので、春王丸も歓喜の遠吠えをしていた。ご近所様は「マルちゃんは阪神ファンなのね」と思っておられるだろう。
 さ、春王丸、明日からはダイエットだからね。

CIMG1248 この日、シクラメンの鉢に出現した毒々しい黄色のキノコ。

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2005年9月28日 (水)

明日決まるらしい、の日

 いよいよ明日阪神が優勝するらしい。わくわく感は2年前ほどでもなく、20年前ほどでもないが、やはりうれしい。あとは「暴徒」たちへの対応がどこまでうまくいくか、が見ものだな。「暴徒」は一カ所に集めて上手に管理すれば力をそぐことが出来るはずなのに、排除することで解決しようとしている警察の思惑は、さて、当たるのか、はずれるのか。
 そんなことを考えながら、ゼミ合宿にでかけている同居人への「おみやげ指令」を検討する。品物を3つほどに絞り、メールをしておこう。

 

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2005年9月26日 (月)

泣きたくなるほど忙しい、日々

 何とかなるなら泣いちゃおうかな、と思うほど忙しい。
 24日(土)は愛知川町で講演会。愛知郡は古代では愛「智」郡って書くんでっせ、石山寺造営の時に人々を苦しめた、いわば「郷土の敵」はこの人でっせ、名前を覚えておきましょうね、という話をする。いつも私を励ましてくださるOさんが今回も来て下さり、おいしいものを下さった。ありがとうございます。おいしく頂いております。また、いつか出会いたいものだと思っていた方にも出会うことが出来た。京樂をお役立て下さい(期待するほどには役に立ちませんが)。

 26日(月)本日。教務委員会に出席する。いわゆる学力低下や大学全入時代を迎えての暗い話題が続く。高大連携は、「優秀な受験生を早めにゲットしようぜ!」なんてけちくさい事を考えずに、「うちに来なくても良いから。でも、大学って面白いところだし、学問はこんなに素敵なモノなんだよ」と伝える場と考えるべきであるようだ。それには、まず自分が楽しんで学問をしなくては。

 なのに、楽しむ余裕もなく、様々に追いつめられている。出ない、と思っていた本(辞書)もどうやら出るらしく、今頃初校があがってきた。その文章は自分が書いたとはもはや思えない。このまま国外逃亡まで走り続けなければならないのだろうか。

 などと考えつつ、教務委員会での議題に基づき、T先生(敵)を私の研究室に呼びつけ、「しばきあげる」。「かつあげ」だと気付いた研究室スタッフのKさんが研究室のドアを閉め、外に声が漏れないようにしてくれた。その後、何が起こったのか、小姑だけに教えて上げよう。

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2005年9月23日 (金)

とりどり、の日

 今日は朝から宇治市内の発掘現地説明会会場へ。院政期における都市域の広がりを確認する。建物跡は期待していたほどの規模ではなく、ちょっとがっかり。

 午後からは、同居人と合流して、映画へ。「ルパン」を見るのである。映画館でプレートに刻まれた右京の名前を手で撫でる。「ルパン3世」しか知らない人々(同居人もその一人)にも期待を抱かせる内容らしく、毎回「満席」となっていた。「転落(邦題はヒットラーの最期の12日間)」以来の大入りでは?「次元と五右衛門は出てこないからね」と同居人に釘を刺し、パンフレットを買い与える。私は中学生の時に、邦訳されているルパンものはすべて読破している(つもり)。友人達と、ルパン派とホームズ派に別れて議論したものだった。私は断然ルパン派。内容は詳しくは述べないが、19世紀末の雰囲気は良く出ていた。ルパンを時代の流れに位置づけた点は評価できる。あと、ルパンが「ルーアン」と発音するのがさすがに上手で、「ルーアン」行きの切符を買うために、「Y」の発音で練習を積み重ねてから駅員に対峙したにも関わらず、聞き取ってもらえずがっくりきた私は、感心しきりである。

 夜は、国外逃亡前最後のテニス。試合で優勝することが出来、気分がよい。コーチにもみんなにも励ましてもらう。ありがとう~!

 ということで、国外逃亡まであと1ヶ月。「最初の連休前までに完成させるように」と命令された原稿は、「23日からの連休だったことにしておけば?」という同居人の提案に心が揺れたが、ヤツのような人非人ではないので、ちゃんと12日に提出できた。次は、「今月中ね」と言われている原稿であるが、これがどうしてなかなか進まない。これも、後期の授業が始まるまでが勝負である。

 

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2005年9月13日 (火)

暑さにへろへろ、の日

 暑い時、春王丸は人間のすぐそばに来て、「はぁはぁはぁ」と荒い息づかいをしてみせる。そして、人間がエアコンのリモコンに手を伸ばし、ぴっ、とスイッチを入れる音がすると、納得して普通の息づかいに戻る。今日、9月にしてはとても暑く体がしんどかったのだけど、私は一体誰のそばに行って「はぁはぁ」と言えば良かったのだろうか?今日はかろうじて冷房が入っていたが、これも今週いっぱいとか。

 さて、破壊大魔王が研究室ホームページからこのブログにリンクを張ってくれた。ありがとうね。で、以前の日記のアドレスを見失ってしまうので、貼っておこう。
 http://note3.nifty.com/cgi-bin/note.cgi?u=MLB31264&n=maru

IMG_3634 3年前の夏、友人達とバーベキューをした時、羊の肉をもらっている春王丸。

(後日談)破壊大魔王が「ちゃんとホームページの目次に旧日記へのリンクをはっておいた」と抗議(?)してきた。どうもありがとう!みなさまも、リンクを探してみて下さい。
 それにしても、つきあいの長い破壊大魔王には、私が考えることがわかるようになってきたらしい。それは幸福なことではなく、不運なことだと思うのだが。

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2005年9月11日 (日)

阪神の未来は明るい、の日

 だけど、日本の未来は暗い、と続く。「民主主義は正しい」というのはまやかしで、それが証拠にヒットラーが政権を握ったのは「民主主義的」(種々条件は付くけど)な選挙による物だ、とはよく知られていること。「統治しにくい国民を作るのが教育目標の一つ」というのは私の口癖だけど、ますますこの思いが強くなる。あとは、徴兵制ができても役立たずの兵隊になる若者に育てる、という手もあるな。

 今日の午前中は、投票をすませた上で、女性史学の編集会議へ。昨日まで濃~い議論をしていたメンツともまた出会い、またまた濃い議論を重ねていく。原稿を依頼された皆様は、決してお断りになりませぬように。締切をきちんと守って下さいますように。
 研究雑誌のホームページを立ち上げたが故の問題も発生。ホームページ(見て下さいね)を作ると新たな販売路の開拓になる反面、維持・管理に労力を割かねばならないことは覚悟していたけど、予想もしてなかった問題が起こった。K先生に相談にのっていただく。おろおろする私に対して、K先生は「大丈夫よ」と大人物な反応をして下さった。さすがである。
 お昼ご飯を食べながらも、会議は続いた。「あなたたちは働き盛りだから」と言われ、目先の仕事に追われるばかりで、仕事の人生設計が出来ていないことにうなだれる。大先輩達からしばし説教され、説教されるありがたさをかみしめながら、うなだれる。

 帰宅後、明日の集中講義の準備。頭を平安時代に切り換える。例の寝殿造ネタ、である。うまいこと原稿につなげていかねば。これを目先の仕事としないように、がんばらねば。
 疲労から胃潰瘍がうずき出し、ガスター10を投入。合宿中にお菓子を食べ過ぎて増加しかけた体重も、なんとか戻った。「体調管理も能力のうち」と小姑に説教を垂れるためにも、自分がしっかりと管理しなくては。

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2005年9月 1日 (木)

9月になっちまったぜ、の日

 大学の授業はまだ始まらないので、「各地の小中学校で始業式」というニュースを見ても心穏やかでいられるはずなのだけど、9月になったとたんに様々な仕事が押し寄せてくる。早く国外逃亡したいものだ。
 その中で、ゼミ生達に課した「宿題」の成果(というほどでもないか?)が続々とあがってきている。後期のゼミも楽しくなりそうですぜ。
 そして、某町史の校正にもはげむ。自治体史というのは自説を展開する場ではなく、ましてや、自説を形成するに至っていない時には、個性のない文章にならざるを得ない。こんな文章でいいのだろうか?と、落ち込む。
 なので、気分を盛り上げるために、本を読む。今読んでいるのは、トーマス・マンの『ブッデンブローク家の人々』。ドイツのリューベックを舞台にした大商人一家の盛衰記である。これがめっぽう面白い。特に、家長の書斎に置いてあるという一家の記録(マップと呼ばれているが、原文はなんなのだろう?)は、日本中世の日記の家の記録を彷彿とさせる。19世紀のドイツで、「記録」の持つ重要性がわかる。岩波文庫からこの夏重版されたばかり(重版されるのを私は待っていた)。あともう少しで読み終わる。

CIMG0758 早く出発しようぜ、と息巻く右京 (2004年6月)

CIMG0836  投げてもらったボールを追いかけて竹生島まで泳いでいきそうな右京                             (2004年8月)

CIMG0827 次も遠くまでほってや、と同居人に命令している右京(2004年8月)                             

 

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2005年8月30日 (火)

ブログテスト

 ○○もすなるブログといふものを、まるまるもしてみむ、とて、ブログを始めます。と言っても、コメントは受け付けないし、トラックバックも受け付けないのでブログの意味はありませんが。とりあえず、いろんな調整にはまってみます。

 まずは、写真の貼り付けの練習から。春王丸の写真を貼り付けてみましょう。haruoumaru1 声を掛けられて、何を言われたのか、その内容を一生懸命に理解しようとしている春王丸です。ちなみに、春王丸が一番好きな言葉は、「空海」です。

 (ここで、画面を確認)

 次は、右京大夫の写真を貼ってみましょう。0406 なぜかしっぽが乱れています。右京は今、闘病中です。

(ここで、また、画面を確認)

 写真の貼付が簡単なのが便利ですね。もうちょっと、遊んでから、仕事に戻ります。

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